失敗しない接骨院開業

領収書の発行について

接骨院では患者様が不要な場合を除き領収書を発行することになっています。
他の医療機関もそうだからという事ですが、他の医療機関のように受付、レセプト業務専門のスタッフを雇用できる接骨院は割合としては少なく、新規に一人で開業した場合などは混雑してくると領収書発行の作業はなかなか大変です。

 

 

実際に施術者一人か二人のみで受付スタッフのいない接骨院では混雑時に領収書を毎回発行していると患者様の待ち時間がどんどん長くなってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいます。

 

保険請求ソフトに領収書の印刷機能がついている場合が多いのですが、新規の患者様や新たな部位のけがなどのあった患者様の領収書の発行は、一度患者様の情報を保険請求ソフトに入力してからでないと出せないのでとても時間がかかり、お待たせしている患者様の「いつまでかかるんだろう?」という感情が強く伝わってくるのを感じることがあると思います。

 

実際に一人で経営している接骨院では全員の患者様に領収書発行作業をしていては経営していけなくなる場合もあると思います。

 

こういうと今まで受付スタッフのいる接骨院でしか働いたことのない方は、毎回発行なんて無理ではないかと心配するかもしれませんが、混雑時に「いま領収書を作成しますのでしばらくお時間がかかりますがお待ちいただけますか?」や、本当にどうしようもない場合は「少々お時間がかかりますので業務が終わってからご自宅にお届けしてもよろしいでしょうか?」と言えば患者様のほとんどが必要ないと言ってくれます。

 

患者様に領収書をお渡しする際に「月ごとなどまとめてのお渡しもできますし、月末や年末にまとめてお渡しすることもできます。」と言いながらお渡しすればほとんどの患者様が「月末か年末に必要な時は言います。」と言ってくれるようになります。
この際に「遠方の方などには郵送します。」とお伝えしたほうがよいでしょう。

 

もちろん毎回必要な方もいらっしゃいますので、そういう方の領収書は日付だけ入れればよい状態ものを前もって準備しておいて、施術内容に変更がなければ日付だけ記入して渡してしまうようにするのもよいでしょう。

 

 

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