失敗しない接骨院開業

失敗しない接骨院開業のための資金・融資の計画

接骨院開業で気になる資金繰り、融資を受ける場合の資金計画はどのようにすればよいのでしょうか。
まず接骨院開業の前に、開業資金をシミュレーションしてみましょう。

 

自己資金がどれぐらいなのか、金融機関などで借り入れが可能かどうか、またその割合などの計画を立てます。
どのような初期費用が必要なのか、具体的に計画を立てるようにします。
初期費用のシミュレーションが完了すれば、もちろん運営後の収益についてもシミュレーションを作成しましょう。

 


銀行融資の獲得マニュアル

 

 

一般に、最低でも1千万円程度もの開業資金が接骨院開業には必要になるといわれています。
もちろん自己資金のみでこれだけの資金を用意するのはかなり難しいことであるといえるでしょう。
実際のところ接骨院開業を行った人は、金融機関や日本政策金融公庫での融資に頼り、治療機器や備品をリースでまかなっているという場合も多いのです。

 

融資のためには、開業前ですから事業計画書や創業計画書の作成がとても重要になります。
ここで、シミュレーションが大いに役立つということになるのです。

 

開業に必要な資金つまり、事業資金についてみてみましょう

1.店舗賃貸料(テナントの家賃・管理費・敷金・保証金・手数料)
テナント入居時に支払う費用です。

 

 

2.内装・看板工事費用
テナントを決定する前に現地を確認して機材の配置、空調の位置、カーテンレールの位置などイメージの打ち合わせを行い、概算での見積りを出してもらいます。
併せて看板や窓に貼る情報のデザイン、壁紙や床の色などを決めて行きます。

 

3.機材購入費
治療機器・治療用備品
低周波治療器・干渉波・超音波やレーザーなどなどいろいろありますが、治療用機材は何を使うか自分で考える前に業者さんにお勧めを聞いてみましょう。

 

治療用備品としては、治療用ベッド・白衣・タオル・包帯・テーピング・固定材料・アイシング・ハサミ・ホットパックなど。

 

4.保険請求システム(レセコン)
現在は多くの場合通院された患者さんの保険請求業務に使うコンピューターソフトを使っていますが、接骨師会などに加入すると、パソコンと一緒に割安でリースを受けられることが多いので、確認してみましょう。

 

5.雑費
冷蔵庫・洗濯機・清掃用具・事務用品や飾りなど

 

6.宣伝広告費
オープンのチラシ作成と配布の料金
ポケットティッシュなどを付ける場合はこちらに含まれます。

 

7.維持管理費(人件費・光熱費・通信費・諸会費など)

 

開業してから軌道に乗るまでの運転資金も考えなければなりませんが、概ね以上の項目について必要な金額を割り出すと必要な開業資金が見えてきます。

 

もちろん融資を申し込むためだけでなく、短期計画、中期計画、長期計画などを具体的に数字化することによって、経営のプランがしっかりたてられることは間違いありません。

 

 

 

※接骨院開業で自分のやりたい施術をする、という夢を実現するためにも、マネジメントをしっかり行わなければりません。、マネジメントなんてわからないという人は、こちらの無料ウェブセミナーが参考になります。

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